天才のたねの幸せレシピ②~「出来ない子」じゃないよ~

今回は、日本語の分からない外国籍の子どもが 転校してきた頃のお話しです。   3年生のクラスを担任していた5月 ブラジル国籍の子どもが転校してきました。 日本語が全く分かりませんでした。 国語の時間に日本語教室に通いながら、 算数や社会、理科、 体育や音楽、学活などは わたしが担任していた 30人位の子ども達と共に学ぶことになりました。 日本語が分からなくて 日本語ばかりのクラスにいるこ […]

天才のたねの幸せレシピ①~「仕方のない子」じゃないよ~

小学校の先生として11年間 多くの子ども達に出逢い、 共に過ごした日々を通して 子ども達のいのちの輝きに触れたことから でこぼこでも真っ直ぐじゃなくても 前に前にと進む力が子どもにはあるよ そして、子ども達一人ひとりに よさや才能、その子らしい「天才のたね」が必ずあるよ ということを、 こころの奥底から信じられるようになりました。 今回は、 心の奥底から信じられるようになったわたしの きっかけとな […]

父との対話~ライフレッスン~

今、わたしが覚えている わたしの父との記憶… それは、わたしがこの世に生まれた瞬間に 父の心の中のつぶやきを聴いたことです…   小さな頃に両親を亡くし、 戦後の貧しい時代を 孤独に生きてきた父が わたしが生まれた瞬間に 「ああ、ずっと独りだった俺に、 これでやっと本当の家族ができた」 と、心の奥底でつぶやいたのを 生まれたばかりの私は聴き、 父が心底、安堵したのを感じました。 &nbs […]

わたしの心を支えた言葉

今回は、わたしの心の支えになった 「言葉」のお話しです。   わたしは大学を卒業した後、 92年の入国管理法の改正により 中南米から日本に働きにくるようになった 外国人労働者の方々の生活・職業・労働相談に ポルトガル語通訳として長年携わっていました。   その後、小学校の先生になろうと決意したのは、 日本語の語学指導員として1年3ヶ月、 公立の小中学校8校を巡回指導した時、 2 […]

「小さな声」に耳を澄ませて~人生からの大切なギフト~

今回は、 「小さな声」を届けてくれた子ども達と 「小さな声」に耳を澄ませたわたしとの日々が 人生からのギフトになったお話しです。   学級崩壊のクラスを引き継いで、 2ヶ月ぐらい経た頃のことです。 子ども達の話を耳を澄ませて聴くようになると、 堰を切ったように泣き出す子ども達が出てきました。 ふんばって生きている子ども達が、 ナミダを流しながらいろんな思いを 打ち明けてくれました。 私は […]

「地蔵君」のありがとう~喜びの花が咲く日まで~

今回は、「地蔵君」のお話しです。 最後に、実践を通して得た知恵を、 解説編として付けてみました。   いがぐり頭の「地蔵君」に出逢ったのは彼が4年生の頃 3年生の頃の彼は、授業中でも教室を飛び出して、 運動場のブランコの横で石のように固まり、 なだめても、怒っても、何をしても頑として動かなかったと 前の担任の先生から引き継ぎで聞きました。 (動かないこと、巌(いわ)のごとしかぁ~ その姿 […]

まんぼう作戦~カリスマからの逆転の発想~

今回は、あるカリスマとの出逢いが、 学級崩壊したクラスを立て直した際の 「まんぼう作戦」の発想のたねになったお話しです。   先生になって3年目ぐらいの頃 女性経営者にやたら人気の 物腰柔らかな社長さんからのお誘いで、 ハロウィン仮装パーティーに行った時のこと。 レディーガガや不思議な国のアリス風など、 華麗に着飾った人達の集まりの中で、 わたしの目を釘付けにした男が一人!   […]

アルケミスト~魂のふるふる実験~

2016年3月に11年間勤めた教員を退職 過去からの延長で何も決めたくないと思ったわたしは、 「何をするかを決めない」ことを決めていて、 その時、唯一決めていたのは 2016年の7月「ハワイでイルカちゃんと一緒に泳ぐ」 ということだけ。 その決断を支えたのは、 一冊の本「アルケミスト」                 […]

読書感想文の書き方~感じたこと・想ったことをカタチにする~

夏休みの宿題の定番といえば!「読書感想文」 いつもよくしていただいている方から、 「読書感想文に困っているお母さんが多い」 というお話しを受けて、 読書感想文のミニ授業を30日、31日とCASAで開催しました。 すると、CASAでのミニ授業を聞きつけた お友だちからも「やってほしい」という連絡がきて、 お友だちのお家でも翌週2回、ミニ授業を開催しました。     ミニ授業に集ま […]

きらめくいのち~まあるくなあれ、環になあれ~

「飛び出し君」が転校してくる! 1週間の中で2時間、 教室に居るか居られないかが分からないという 「飛び出し君」が転校してくる! 「飛び出し君」が転校してくる前に、 「飛び出し君」について何も知らない私のところに、 彼についてのあれやこれやが教務先生、 当時の担任の先生、保護者、子ども達から順に入ってきました。 一番最初は、夏休みの終わり頃‥ 教務先生が何ともいえない表情で、 「あやお先生、今度の […]

水びたし事件簿~「立ち歩き君」のありがとう~

「キッキキーとイライラするおさるさんに ガオーっと怒るライオンさんもいるね~」 と、その頃の子ども達の騒がしい様子につい言ったら 「あ、ぼくライオン」 「私、さる!ウッキキー」 と子ども達が盛り上がり、 「だったら先生は(動物園の)園長だね!」 と、子ども達の中で決まり、 子ども達が動物気分の時には、 「園長」と呼ばれていた 5年生を担任していた頃のお話しです。   子ども達が別教室で図 […]

ゆるすこととゆるされること~「盗った・盗られた」を、愛に変えた子どものお話し~

何かやらかしちゃうのが子どもの姿です。 「人のものは盗ってはいけません」と伝えていても 「物を盗った・盗られた」が起きることは、 私が経験した学校生活では、日常の一コマでした。 「盗った・盗られた」に何件も関わった経験から、 「盗った」とされる子どもの心を傷つけることなくどう聞いたらいいのか、 「盗った」ことを認めて謝った子どもを周りの子ども達からどう守るか、 そして、子どもが「盗った」事実を親に […]

愛おしいを育む居場所~心理学オタクの実践~

小学校の先生をしている頃に出会ったた子ども達 子ども達と一緒にお腹を抱えて笑い転げた出来事 この世の最後かと思うくらい嘆き悲しんだ出来事 穴があったら隠れて一生出てきたくないぐらいの恥ずかしい出来事 子ども達とのわちゃわちゃな日々の中で起きる出来事の中で私は、 嬉しくて泣く 悲しくて泣く 悔しくって泣く メゲて泣く 本当によく泣きました。 「先生はよく泣く人だ」と子ども達から言われていた私は、 子 […]

「幸せ」を見つけるフィンランド教育

学力が世界トップレベルと評される フィンランドの教育のヒミツを マイケル・ムーアが突撃取材 受けてたつフィンランドは 最初からヒミツを大暴露 幸福度が低く、15歳から24歳の 若者の自殺率は右肩上がりの日本 子ども達も先生も 無理する事が多い教育現場 学級崩壊したクラスを担任し そのクラスが再生した際の方法を 学校全体に共有化して 子ども達の自己肯定感を高める 取り組みをしていた頃 フィールドワー […]

人は変われる~もう、心が羽ばたいているよ~

3年生で学級崩壊をした4年生のクラスの担任となり、 2週間ほどたった頃のこと… 男子の1人が「先生、大変、来て!」 と、血相を変えて教室にやってきました。 隣の教室では、次の体育の授業のために、 男子が着替えをしているはずでした。   急いで隣の教室に行くと、 2階のベランダから飛び降りようとしたS君を、 2人の男子が大騒ぎして抑えていました。 安全な場所までS君を連れて行き事情を聴いて […]

火を噴く「怪獣母さん」と魔法

「飛び出し君」の居場所作りは、 ペンギン先生にとっても心ギリギリに挑戦中… 本人から「うるせ~ばばあ!」と言われて暴れられると 心が折れそうになります。 心が折れそうな時に支えてくれたのは、 教室でいつも一緒にいる子ども達でした。 その子ども達の中でも「飛び出し君」の気持ちが分かって、 私と「飛び出し君」の間を繋いでくれたのは、R君でした。 そのR君のお母さん… 中学校では「もう対応できません…」 […]

ヤンキーコミュニケーション~心に刻まれた教え~

子ども達の下校を見送って、 随分ためこんだプリントや、 書類を今から片付けなくちゃなぁと 教室に戻ろうとした時に事件勃発!   事件の概要は以下の通り… 学校きってのやんちゃ坊主が2人 ノーヘル(ヘルメットをかぶらない)で、 自転車に乗っているところを、 生徒指導の先生が職員室の窓から目撃 「お前ら2人、職員室にこい!」 と呼び付け、 やんちゃ坊主が職員室に連れて行かれたすぐに、 バオバ […]

イライラケンカの処方箋

学級崩壊をしたクラスの課題の1つ イライラ・トゲトゲケンカがめちゃくちゃ多い。 授業中にケンカ勃発・授業はストップ! 中には、3年越しのケンカもあって、 ボタンの掛け違い(感情のからまり)に、 コツコツコツコツ対応していくうちに、 時間をかけない・叱らない 「エコ・エネルギー」でできる ペンギン先生なりの方法を見つけました。 夫婦喧嘩にも活用できるかも!? よかったら、お試し下さい。 ① &nbs […]

優しさ一本、背負い投げ

3年生3学期 2月頃のエピソード 3年生の年度途中に、 教員人生最大級の「飛び出し君(授業中、席に座っていられない子どものこと)」が、 転校してきた。   転校初日の1時間目はある先生の授業 授業の始めの「お願いします」の挨拶の代わりに、 彼が発した言葉は、 「うるせ〜」「ババア」「ぶっ殺す」 そう言い放って教室から逃げ出した。   逃げ出した彼を追いかけて、 授業がされている […]