ペンギン先生の実践

「ソトカサ~あそびのがっこう~」とは?

おかげさまで9回目

ホッと一息ついて元気になれる、

外(野外)にいても家にいるように心自由でいられる、

安心できる場所

自然に触れながら、

人と関わり合い、

自分らしく振る舞い、

しっかり遊んで楽しく学ぶ、

「ソトカサ~あそびのがっこう~」は

おかげさまで、今年の3月から毎月1回

この11月で9回目の開催を迎えることができました。

雨が降った時に小さなお子さんの体温をどう保つか、、

真夏の暑い日に熱中症を防ぐにはどうするか、、

物に溢れた便利な生活から、

危険は「ある」自然の中で、

小さな子ども達も自然体験の少ない大人達も

少ない「ある」ものを活かしながら

より安全に過ごすにはどのようにしたらいいのかを

共同主催である上條隊長と話し合いを重ね、

時には言い合い、

試行錯誤をしながら、

会を重ねるごとに

今ではまるで家族のようになりつつある

ボランティアスタッフの方々や

参加者の方々と共に「ソトカサ」の今のカタチを創ってきました。

今までのソトカサ

1回、1回が挑戦です。

試行錯誤をしながら開催してみると!

ソトカサでは主に3つの活動を大切にしています。

①つくる・食べる

8月のソトカサでは、竹を切り
流しそうめんを食べました
11月のソトカサでは

お肉の塊を薪で焼きます
サンドイッチやお芋ご飯を食べました

小さな子どもは、キュウリを切ったり、小枝を集めたり、、

大きな子ども(大人)は、竹を切ったり、肉の塊を焼いたり、、、、

それぞれが「食べる」ために、

それぞれのできることをして「食べる」ことに関わります。

②遊ぶ・まねる・学ぶ

誰かが面白そうなことをしていると

まねをして遊ぶ小さい子ども達や大きな子ども達、、、

1人が木に登ると、、、、
やってみたい!と集まってきます
1人がやっていると
怖い!怖い!といいながらも、まねしてやる子がでてきます
8月のソトカサでは、音楽隊も登場しました

交流が生まれると、まねをして学ぶ、

遊びの中で学ぶ場面がぐんと増えていきます。

③対話・語り合い

カウンセラーの先生をしていた上條隊長と

子ども達の自尊感情を育む場を創ってきた

ペンギン先生ことわたし、、、

「初めまして」の方々でもシェアを通して

交流する機会をつくっています。

最初のアイスブレイク

やがて、それぞれがそれぞれの場所で語り合ったり、遊んだりします

上條隊長を父親のように慕う学生の方々

ある方からのメッセージ

11月の「ソトカサ~あそびのがっこう~」に

親子でご参加された方から、メールが届きました。

メールを読んでみると、気分屋の息子さんと

どう付き合ったらよいのか悩んでいる中ご参加されたようでした。

メールには、このように書かれていました。

(ご本人の承諾を得ています)

子供達に対して真剣に話を聞き、何でも受け入れ、常に笑顔でいる姿勢も見て、私自身の子供達との付き合い方を考えさせられました。おかげで本日は気づきの多い充実した一日となりました。本当にありがとうございました。

「ソトカサ~あそびのがっこう~」に参加し、

上條隊長やわたしの子ども達への関わり方に触れたことで、

親子の関係性を立ち止まって見つめ直すきっかけになったようでした。

慣れないことを分からない中でする子育ては、時々、先の見えないトンネルの中を手探りで歩くような気持ちになることがあると思います。呼吸が浅くなって、本来なら出せる力の半分も出ない時もあることでしょう。

そんな時にこそ自然の中で深呼吸をして、

広い空を見上げたらいいなと思います。

きっと自分の中にある本来の力が蘇ってくることでしょう。

おわりに

ホッと一息ついて元気になれる、

外(野外)にいても家にいるように心自由でいられる、

安心できる場所

自然に触れながら、人と関わり合い、自分らしく振る舞い、

しっかり遊んで楽しく学ぶ、

「ソトカサ~あそびのがっこう~」は

12月21日、伊吹おろしが吹く寒い冬に開催予定です。

冷えた身体が芯から温まる

コトコトと煮込んだ料理が美味しい季節となりました。

10月国の委託を受けてBBQを開催しました

関連記事:

「ソトカサ~あそびのがっこう~」での子ども達のつぶやき

感じたことを言葉にする国語教室も開催しています。

読書感想文WS~ぼくは一生忘れないし、ずっと忘れたくない~

ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生 愛知県在住。元小学校教員。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です