ヤンキーコミュニケーション

子ども達の下校を見送って、 随分ためこんだプリントや、 書類を今から片付けなくちゃなぁと 教室に戻ろうとした時に事件勃発!   事件の概要は以下の通り… 学校きってのやんちゃ坊主が2人 ノーヘル(ヘルメットをかぶらない)で、 自転車に乗っているところを、 生徒指導の先生が職員室の窓から目撃 「お前ら2人、職員室にこい!」 と呼び付け、 やんちゃ坊主が職員室に連れて行かれたすぐに、 バオバ […]

イライラケンカの処方箋

学級崩壊をしたクラスの課題の1つ イライラ・トゲトゲケンカがめちゃくちゃ多い。 授業中にケンカ勃発・授業はストップ! 中には、3年越しのケンカもあって、 ボタンの掛け違い(感情のからまり)に、 コツコツコツコツ対応していくうちに、 時間をかけない・叱らない 「エコ・エネルギー」でできる ペンギン先生なりの方法を見つけました。 夫婦喧嘩にも活用できるかも!? よかったら、お試し下さい。 ① &nbs […]

学校の中は小さな社会

子ども達はそれぞれ、 生まれもった価値があって、 温かさや優しさの中で、 天才のたね(よさや才能)が育ったら、 苦手なことやできないことを、 素直に「助けて」と伝え合うこと出来たら、 分かち合いと支え合いを大切にした、 皆に居場所のある世界ができる。   皆に居場所があれば、 心配や不安から、 小さなイスを巡って争う必要は何もない。   子どもの心と子どもの世界が、 安心で安全 […]

優しさ一本、背負い投げ

3年生3学期 2月頃のエピソード 3年生の年度途中に、 教員人生最大級の「飛び出し君(授業中、席に座っていられない子どものこと)」が、 転校してきた。   転校初日の1時間目はある先生の授業 授業の始めの「お願いします」の挨拶の代わりに、 彼が発した言葉は、 「うるせ〜」「ババア」「ぶっ殺す」 そう言い放って教室から逃げ出した。   逃げ出した彼を追いかけて、 授業がされている […]

「地蔵君」の思いやり

学級崩壊のクラスを立て直した翌年は、 教員人生最大級の「飛び出し君」との出会い、 ある組織の女性部長と、 もう1つの組織の女性副部長と、 学校内の研究推進を担当していて、 1日15時間ぐらい働いていました。 そんな頃の3年生3学期の下校時のエピソードから   下校前、「飛び出し君(教員人生最大級の教室にいられなかった子)」に、 「貸した物をちゃんと返して」 と言いに行ったら、 「嫌だ、返 […]

ミカンゼリーの分かち合い

3年生3学期 給食の時間のエピソード   給食のデザートは、ミカンゼリー お休みの子の分があまっていた   クラスのルールは ご馳走さまの10分前に 食べ終わった子でジャンケンをする   ミカンゼリーを巡って興奮する子ども達   すると、1人の女の子が言いに来た 「私達みんな一個食べたから、英語の先生に一つあげたいの」   今日はたまたま、お弁当持 […]

天才のたねがニョッキニョキ

「ぼくには何もいいところがない」 そう思い込んでいた 自己肯定感の低い男の子   自分のよさが分からない 自分が好きだと思えない そんな男の子をじっと見ていると、 泣いていたり、何か出来なくて困っている 友だちの近くにいることがよくあった   日本語が話せない外国籍の男の子H君が転校してきた時も、 ジェスチャーを使いながら最初に遊びに誘っていたのは彼だった 「日本語が分からない […]

ふわふわでぽかぽか

「飛び出し君」が転校してきたことで わちゃわちゃが勃発する日々 その中で智恵を絞り 手立てを考え 身につけたことが 子どもの声を「聴いてみる」 子どもが「やってみる」のを「見守ってみる」   すると感じられるようになった 子ども心の優しさと思いやり これは 3年生3学期の最初の頃のお話し   学級委員さんを決めた   選ばれた二人は 学級委員さんが初めてで 笑顔満点の […]

1つの勇気

今回は、「飛び出し君(T君)」の対応で懸命だった私に 「先生、T君にチクチク言葉を言われて心は傷つかないの?だいじょうぶ?」 と気にかけてくれたY君のお話   Y君は、係を決めるときに 悩んで決められない男の子 悩んで、悩んで選べない   保育園から一緒の友達は 「いつものことだよ」 と言っていた   何とか決めた係なのに 「やっぱり変える」 と言って、次に選んだのは […]

「飛び出し君」の春風~「飛び出し君」のつぶやき~

初めて出逢った日 1週間に2時間、教室に居るか居られないかが分からない「飛び出し君」は、 校長室のソファーの上あぐらをかいて、 「大人なんか信じるもんか」と肩をいからせて、 ハリネズミのように体中からトゲトゲチクチクしたエネルギーを放っていた。   転校初日の1時間目が始まって5分後 新しい学校で新しい自分に変わりたい 友だちがほしい 心の奥には小さな小さな望みがあったのに、 「うるせ~ […]

小さな声を聴く~「学校が楽しい」と言った女の子の本音~

学級崩壊のクラスを立て直していた頃のこと 「ダメ」という言葉を使わずに 「どうしたの」という言葉を使って、 子ども達の話に、以前よりも耳を澄ませて聴くようになると、 堰を切ったように突然泣き出す子ども達が出てきました。 出てきたというか続出でした。 いろんな家庭環境でふんばって生きている子ども達が いろんなお話しをしてくれました。 そして、私はそのお話をじっと聴きました。 その中で、当時の私の学級 […]

頭からけむりもくもく

3年生2学期 算数の授業中でのエピソード 分数の引き算で 私の「なぜかな~」の問いに 子ども達が頭から、けむりが出そうなくらい考え始めた。 それでも納得した考え方に辿りつかないから   「そろそろ先生登場かな?」 と、言った瞬間   「先生、言っちゃダメ!」 「ダメだよ、僕たち考えたいんだ」 「先生は教えちゃダメ」 と、子ども達が口々に私にダメ出し   分からない事が […]

ナミダの居場所

ナミダの役割に気づかせてくれたのは 私が小学校の先生をしていた時 担任をしていたクラスにいた 10歳の女の子Mさんだった   何でも良くできる姉がいて、 いつも比べられて育った彼女は 10歳にして眉間にシワを寄せては 〇〇君が言う事を聞いて「くれない」 〇〇ちゃんがやって「くれないと」 いつも、いつも訴えに来る子だった   内心私は彼女の事を 「くれない星人」と名付け、 Mさん […]

心が繋がっているから

3年生で学級崩壊となったクラスを 4年生で引き継いだ4月の出逢い   私と視線の合わない子ども達ばかりのいる教室は ヒヤリとした冷たい雰囲気が漂っていた   「面倒くさいし、やりたくないし、出来ないし」 を、子ども達から山のようによく聞いた   2日目給食の準備の時、 男子が廊下で野球をしている   少なくとも3年間は同じ場所で、 一緒に過ごしているはずなの […]

みんなにあるよ、天才のたね~無限の広がり~

「先生、私の息子、アスペルガーです。」 初めて出逢った時に、お母さんは私を真っ直ぐ見てそう言った。   「小さな時に、周りの子の様子と何か違うと思い 相談しにいったら、アスペルガーだと分かりました。 だから、他の子と違う行動をとるかもしれませんが 先生よろしくお願いします。」 言葉を飾ることなく、私の目を見て真っ直ぐに話すお母さんの姿勢に私は感銘を受けた。   一緒に過ごしてみ […]

ペンギン物語の裏話

当時、小学校の教員だった私が、 車中、音楽を聴いていたら、 お話しのイメージが降りてきて、 試行錯誤の教員人生と重ね合わせながら、 書いた物語が「ペンギン物語」です。 3学期の終業式を目前に控えていました。 翌日、勤務先の学校で、 以前担任をしていた5年生の教室に行き、 イラストの得意なRさんに、 「Rさん、お話し作ったよ。 ぴったりの絵を募集中」 と言うと、 「描くよ、先生! あっ!1人では大変 […]

無限の可能性の中の幸せの紡ぎ方

無限の可能性は、点と点、瞬間瞬間の紡ぎ方しだい。 私が小学校の先生をしているとき、 学級崩壊したクラスを引き継いで 担当したことがあります。 そこで知り合った子どもたちは、 「やりたくない」 「めんどくさい」 「できないし」 が口癖でした。 でも、その奥に、 本当は、 「やりたい」 「チャレンジしたい」 「諦めない」 という純粋な思いが眠っていることを、 私は感じていました。 純粋な子ども心が、 […]

自己肯定感と希望

「叶う夢だから心に宿る」を伝えてみえる、 とし先生との出逢いは、今から約2年前… ある講演会の会場でお隣の席になった時。 とし先生の後ろに、 ずらりと名刺をもった方々が20人ぐらい並び、 「きっと著名な方なんだろうなぁ〜」 と思ったのが最初の出逢いでした。 そんなとし先生が、 お昼になると、自ら近くに座った方々を誘い、 一緒にランチに行った時… 「僕の夢はね、国語、算数、宝地図を 教育 […]