心と対話と物語

幸せにと想う~LGBTの女性教員のお話し~

LGBTの女性のFB投稿記事を読んで
ある先生のエピソードを思い出しました。

夜遅く、その方と2人きりになった職員室で
「私、女の人が好きなんです」と、打ち明けられたのです。

「そうなんだね、女の人が好きなんだね」と言ったら、

「誰かにずっと話したかった」
そう言って、彼女は泣きました。ずっと泣いていました。

泣き止んだ後に、
「誰にも言わないで下さい。
他の先生から、どんな風に思われるか怖いんです」と、

彼女は言いました。

その後、私が教師を辞めて職場を離れ、
40人位の飲み会を開催した時に、

久し振りに彼女に再会した。

彼女は女性と一緒でした。

「ずっと片思いしてるんです」と、

私にささやいたので

「彼女に想いは伝えたの?」と聞くと、
「フラれるのがイヤだから〜」と言って、

彼女は笑いました。

5年生の担任をしていた時に、
保健の授業のプリントに、
「僕はあみちゃんが優しいから大好きで、
あみちゃんのことを考えると、
胸がドキドキしたり、
ぽっと温かくなったりする。
先生、あみちゃんに好きって言いたい。
あみちゃん、喜んでくれるかなぁ」
そう書いてきた男の子がいました。

誰かを好きになる気もち…
誰かに好きだと伝えたい気もち…
そして、自分の存在で、
大好きな人に喜んでもらいたい気もち…

そんな気持ちは、
いのちの真ん中からほとばしる気もち

女の人が好きな彼女も、
あみちゃんが好きだった男の子も、
今、どうしているだろう

いのちの真ん中からほとばしる気持ちを大切にしながら

幸せであってとそっと想います…

Photo by Emmy

ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生(たかはし あやお) 愛知県在住。元小学校教員。講師。(近い未来)作家。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。