何気ない日常
足もとに咲くタンポポ
旅先で見たりんごの木
一面に広がる菜の花畑
その中で静かに生きる
みつばちさん達の命
受粉を通して
人や生き物に食べ物を届けてくれる
木々や植物の命を次に繋いでくれる
大いなる自然の命の循環の要の役目
刺すから怖いと避けていた
みつばちさんの
日々の営みに触れてからは
みつばちさんを見かけると
あぁ、みつばちさんが生きている
今日も生きている
みつばちさんが
どうか未来にも繋がりますようにと
のぞきこんで祈り
みつばちさん、今日もありがとうと
伝えるようになった
呼吸一つ
息をはき
息をすう
その命の鼓動一つですら
自然からの恵みにくるまれている
みつばちさんに出逢って
愛おしさの扉がまた一つ開いた時