イヤだなぁと感じたときに~11才の女の子の智恵~

晴れわたった青空のようにスカッと爽やかな心の女の子に出会いました。

彼女がお友達とお話しをすると、お友達の心にも爽やかな風が通る模様。

いつも朗らかな様子にふと疑問を感じ、聞いてみました。

「嫌だなと感じたり、困ったなと思ったりすることはあるの?」

「そりゃ、先生、学校に来ていたらあるよ」

「あるんだね。じゃあ、嫌だなって感じた時はどうするの?」

すると、女の子が教えてくれました。

「先生、嫌だなっと心が感じたときはね、

頭の中に入れないの。う~んとね、

頭の中の上のぼうしに置くの。

ぼうしをかぶるんじゃなくて、

頭の上に置くの。そして、

家に帰ったら、ぼうしの中をこうする」

と言って、両手で透明ぼうしを掴んで、

ゴミ箱に捨てるジェスチャーをして、

「あはは」と笑いました。

「それでね、まだ嫌だなぁが残る時には、

母さんに全部話して、話したら大丈夫になるからそれで終わり」

「それで終わりなんだね」

「そう、それで終わり」

 

そっかぁ~賢いなぁ。心が嫌だと感じたことを、

頭の中で考えないから、悩みにならないだね。

心で感じたことは、感じるままに、そのまんまになんだね。

Photo by Emmy

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ABOUT US

ペンギン先生(たかはし あやお) 岐阜大学教育学部を卒業。 ポルトガル語の通訳として南米出身労働者の生活・労働相談に 約10年間携わり、その日々を通して「寄り添うことの大切さ」を学ぶ。 その後、日本語指導員として公立の小中学校を巡回指導していた時に、 外国人労働者の子ども達の殆どが進学を諦めるという現実を知り、 「国籍や家庭環境に関係なく、才能が開花する方法がきっとある」 という想いから小学校の教員に転職する。 最初は学力向上に力を注ぐが、 学級崩壊を体験したクラス担任に抜擢された時に、 不安感が高く、自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、 試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、クラスを立て直す。 これらの経験を通して、安心・安全な環境作りの 独自の手法を体系化し、翌年、学校全体に共有化すと、 全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が、 学校全体で86%、担任していたクラスでは97%へと向上する。 また、発達障がいや外国籍児童、生活困窮家庭を背景とする 児童が多くクラスに在籍する中で、 安心感の高いクラスとして心理学(選択理論)の論文の研究対象となり、心理学(選択理論)の大学院教授からは「奇跡のクラス」と称される。 子どもたちと共に過ごした日々を通して、 思いやりと優しさは生まれもってみんなに備わっており、 「天才のたね」も一人ひとりの中に必ずあること、 天才のたねは思いやりや優しさを通して開花することを学ぶ。