天才のたね

可能性を広げる言葉

フレッシュハーブ

5月に名古屋星ヶ丘で開催されたイベントで、

料理研究家で愛知伝統野菜保存会会長

田中稔先生のフレッシュハーブを購入しました。

その頃、仕事上のストレスが重なって、

イライラとしたり

胃痛を訴えたりするようになっていた

夫に持って帰り、

フレッシュハーブティーを淹れたら

「うまい!何かスーッとする」

と言って何杯もおかわりをし、

しかもだんだんと表情が穏やかになっていきました。

魔法のハーブ

近所に住む子育て奮闘中のお友達に

「今日中に飲んでね」

とフレッシュハーブを半分持って行くと、

お友達から夜、

「子どもを寝かしつけて、

ホッと一息ついたところでハーブティーを飲みました。

香りもすごくよくて、本当に爽やかな味で、

レモンウォーターみたいな、気持ちがスーっとするような

美味しい飲み物がほーっと飲めるのはほんとに嬉しいです。」

とメッセージをいただきました。

夫の気持ちは穏やかになるし

お友達と半分こしたら何だか嬉しさは倍増だし

これは魔法のハーブです。

だったらこうしてみたら

遠くから我が家に訪れお泊まりいただいた方が

以前こんなことをやりたい!と

お話ししていたのをふと思い出したわたしは、

田中先生のハーブティーをその方にも

味わっていただきたいなあと思いました。

久しぶりにお仕事が1日お休みの夫も

「あのハーブティーが飲みたい」と何度も言うので、

田中先生のカフェを訪れてみたらどうかという話しになりました。

ただ、田中先生の営むカフェは不定休で

念のために電話をしてみたのですが、

時間外だったためか繋がりませんでした。

我が家にお泊まりいただいた方に、

「ハーブティーを飲んだら、

(ストレスでイライラしていた)夫が

(穏やかな)いい人になった。」

とお話しをすると興味を示しました。

わたしは、

「せっかくだから一緒に行きたいけど、

もしかしたらお店がお休みかもしれないし、

開いていても(人気で)入れない可能性はあって、、、

畑からハーブを採ってもいいよって

田中先生は言って下さったのだけど、、、、

う~~ん。う~~~~~ん。」

となっていると、その方が

「だったら、お湯を持参したら?」

と言われたのです。

わたしは「そうか!そうだよね」と、

ポットにお湯とハーブティーのガラス瓶を持参して

3人で行ってみることにしました。

「だったら、こうしてみたら?」って

まるで宇宙にロケットを飛ばした

植松さんみたいなことを言うなと内心思いました。

さて、行ってみると!

カフェは開いていたのですが、

「予約でいっぱいで本日入れません」

とのことでした。

そこで!持参したお湯で

摘みたてフレッシュハーブティーを淹れることにしました。

パン屋さんの軒先で、持参したお湯を取り出し、ハーブティーを淹れる

薪(たきぎ)石窯ハラペコパンの軒先で

焼きたてパンをいただき、

摘みたてハーブティーを飲んでいると

「美味しい、美味しい」

の言葉しかでてきません。

ハラペコパン屋さんの店員さんが

「わたし、本当にパンが好きで食べ歩いていたら

ここのドイツパンの美味しさに衝撃を受けて

毎日通っているうちに、働くことになったんです」

と嬉しそうに語るので、

こんなに嬉しそうに語る人が焼いたパンだから

美味しいんだねと言いながら

もぐもぐと食べていました。

その時です!

ヒーロー田中先生が現れました!

わたしはスクッと立ち上がり、タタタ~っと

ヒーロー田中先生のところに駆け寄って

「先生、おはようございます!」

とご挨拶しました。すると

「せっかくだからハーブティー飲んでいく?」

と言って、お店の準備のお忙しい中、

フレッシュハーブのハーブティーを

先生自らご用意いただいたのです。

ついさっき「美味しい、美味しい」

と言って手摘みのハーブティーを飲んでいたのに

先生がブレンドした4種類のフレッシュハーブの

ハーブティーをいただくと

段違い平行棒の旨さ!

「旨い!」

という声すら3人から出ません。

ただ、ただ、静かに味わうのみ。

そして、夫は「このハーブティー甘い」とつぶやきました。

レモンバーベナ・ステビア・ミント・レモンバーム

「お店には入れなかったのに、

風を感じながら、焼きたてパンと

田中先生ブレンドのフレッシュハーブティーを味わえて

どうしてこうなったのか不思議だなぁ」

とわたしが夫に聞くと

「お前がう~~ん、う~~~んとなっていた時に、

 『だったら、お湯を持参したら?』って言われたからだろ」

と言いました。確かにその通りです!

あの「だったら、お湯を持参したら?」の一言がきっかけで

わたしは、

「お店に入れなければハーブティーが飲めない」から

「どちらの場合でもハーブティーは飲める」になったのです。

おわりに

遠くから訪れたお友達は、

飄々(ひょうひょう)とした佇まい(たたずまい)で、

その方と一緒にいると不思議と物事がスムーズに流れたり

夫との間が仲良くなったりするのがナゾだったのですが

気づかないぐらいソッと

大切なことは何か

何をしたらいいのか

気づくヒントをくれるからなのだと

なぞが解けました。

匠の技だなぁ

夫のまこちゃん・遠くから訪れて下さった方・田中稔先生
男3人の写真なのに、とてもキラキラしている
田中先生の畑 右 本日のいただきモノ
田中先生も畑もハーブもとてもキラキラしている
ここには妖精が住んでいる畑にちがいないと心にメモ

植松努さんのTED 「思いは招く」

植松努さんのブログ 「死について」

ガーデンデザイナー柵山直之さんのHP

料理研究家で愛知伝統野菜保存会 田中稔先生の「ハタケタナカ」HP

「たねと命のお話し会」で訪れた 南かおるさんの京都「すずなり」のHP

すずなりのお庭の野草
よもぎ・みょうが・たんぽぽ・どくだみ・へびいちご
ジョン・ムーアさんのまねをして食してみる

種を守る活動家 ジョン・ムーア氏のHP

熊野古道で出逢った元占い師で専業主婦 守田矩子さん

左 わたし   右 のり子さん
2017年映画上映会当日に台風直撃するかも!のニュースに、
「もうだめかも!」となった時、
たった1回、熊野古道で出逢っただけのわたしに
めちゃめちゃ温かな励ましの言葉をかけて下さった方
ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生 愛知県在住。元小学校教員。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。

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