子ども達との小さなお話し

頭からけむりもくもく

3年生2学期 算数の授業中でのエピソード

分数の引き算で

私の「なぜかな~」の問いに

子ども達が頭から、けむりが出そうなくらい考え始めた。

それでも納得した考え方に辿りつかないから

 

「そろそろ先生登場かな?」

と、言った瞬間

 

「先生、答えを言っちゃダメ!」

「ダメだよ、僕たち考えたいんだ」

「先生は教えちゃダメ」

と、子ども達が口々に私に待ったをかけたのだ。

 

分からない事が悔しくって

ナミダが出ちゃった女の子が考えに考えて

最後に言った意見に、みんなが

「お~」と、納得し

大きな拍手で授業が終わった。

私はニコニコと見守っていただけ

私の予想を超えた子ども達の意見や考え

夢中になって話し合う姿が本当に面白い!

 

子ども達の「天才のたね」

芽が出て、育って、やがては大きな木に育つ

 

頭は、葉っぱやお花や木の実

身体は、みき

心は、土の下に隠れている根っこ

 

目には見えない心が育って

知識が身体と体験を通して

智恵という葉っぱやお花や木の実になっていく

 

自分の頭からもくもくする程考えるから

やがて智恵という実になるんだね。

 

1人1人の「天才のたね」

その子らしく育つといいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

photo by Emmy

ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生(たかはし あやお) 愛知県在住。元小学校教員。講師。(近い未来)作家。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。

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