3年生2学期 算数の授業中でのエピソード
分数の引き算で
私の「なぜかな~」の問いに
子ども達が頭から、けむりが出そうなくらい考え始めた。
それでも納得した考え方に辿りつかないから
「そろそろ先生登場かな?」
と、言った瞬間
「先生、答えを言っちゃダメ!」
「ダメだよ、僕たち考えたいんだ」
「先生は教えちゃダメ」
と、子ども達が口々に私に待ったをかけたのだ。
分からない事が悔しくって
ナミダが出ちゃった女の子が考えに考えて
最後に言った意見に、みんなが
「お~」と、納得し
大きな拍手で授業が終わった。
私はニコニコと見守っていただけ
私の予想を超えた子ども達の意見や考え
夢中になって話し合う姿が本当に面白い!
子ども達の「天才のたね」
芽が出て、育って、やがては大きな木に育つ
頭は、葉っぱやお花や木の実
身体は、みき
心は、土の下に隠れている根っこ
目には見えない心が育って
知識が身体と体験を通して
智恵という葉っぱやお花や木の実になっていく
自分の頭からもくもくする程考えるから
やがて智恵という実になるんだね。
1人1人の「天才のたね」
その子らしく育つといいな