子ども達との小さなお話し

ミカンゼリーの分かち合い

3年生3学期 給食の時間のエピソード

 

給食のデザートは、ミカンゼリー

お休みの子の分があまっていた

 

クラスのルールは

ご馳走さまの10分前に

食べ終わった子でジャンケンをする

 

ミカンゼリーを巡って興奮する子ども達

 

すると、1人の女の子が言いに来た

「私達みんな一個食べたから、英語の先生に一つあげたいの」

 

今日はたまたま、お弁当持参の英語の先生が

クラスの中で一緒に食べる日

 

今度は別の男の子が言いに来た

「ミカンゼリー1個あるから、食べていない英語の先生に食べてほしい」

 

すると、

先ほどまでミカンゼリーを巡って

興奮していた子ども達から沸き起こる

「そうだね、英語の先生に食べてほしい」

という声に

 

最初は遠慮していた英語の先生も、子ども達の

「食べて、食べて」

に押されて、パクリ

にっこり笑って

「美味しい」

と言った

 

それを見ていた子ども達も

にっこり笑って

「美味しいね~」

 

子ども達は、ちゃんと知っている

ジャンケンで勝って、1つ余分に1人で食べるより

分かち合うと美味しいね

みかんのときも、「分けた方が美味しい」と言って

ふさを1つずつ分けていたね

 

思いやりと優しさは生まれもってみんなもっている

 

小さな、小さな出来事からの幸せな気分の分かち合い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Photo by Emmy

ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生(たかはし あやお) 愛知県在住。元小学校教員。講師。(近い未来)作家。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。

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