「先生、もう明日が楽しみで楽しみでたまらない」
「楽しみで楽しみでたまらないのね」
「嬉しくってたまらないの」
4年生の春の遠足の前日の会話でした。
遠足当日の朝
いつものように教室で子ども達を迎え入れていると、
「先生!遠足のこと考えていたら朝まで眠れなかった」と言いながら、
ワクワクした様子で教室に入ってきました。
ところが…
午前中は、みんなと一緒にはしゃいでいたのに、
公園でお弁当を食べた後、「気分が悪い…」と言い始め、
頭がこくんこくんとなり、
どうしても眠たいからと、
一足先にバスに戻り、
みんなが公園で遊びはしゃぎまわる中、
お眠りタイム…その後全く起きませんでした。
遠足の翌日の朝
あんなに楽しみにしていた遠足なのに残念がっているんじゃないかと
教室で気にしながら待っていると、
「先生、おはよう!昨日いっぱい寝たから元気になった!」と笑顔で登場。
あら、元気だった!
ああ、そっかぁ…
子ども心は「今」に生きてるんだ…