天才のたね

今できることは何?~「新型コロナウィルス 今知りたいこと」より~

2月27日の夜、翌日の28日を最終日とし、3月2日から全国すべての小学校・中学校、それに高校と特別支援学校について、春休みに入るまで臨時休校の唐突ともいえる要請に、日々の暮らしが営めなくなること、見通しがもてないこと、卒業式は?など、不安と混乱を感じた方も多かったのではないでしょうか。

今日から自宅で子ども達が過ごすご家庭も多いと思います。正しく知ることで、不安が安心になるのではと考え、感染予防対策をシェアいたします。

コロナウィルス対策として

☆正しい知識をもって対処しましょう。

☆情報の選択で不安になりますが、知っておかないといけないことは少しです。

専門家ゲスト:海外の感染症の専門家 濱田篤郎さん(東京医科大学)

       院内感染対策の専門家 坂本史衣さん(聖路加国際病院) 

出典元 「あさイチ特集」より

1 自分や家族が感染しないために

☆意識すること

・ウィルスをもちこまない

・石けん(界面活性剤)で手を洗う

根拠

ウィルスの表面にあるエンベロープ(脂質の膜)は、アルコールで破れ、ウィルスは不活性化する。このアルコールと同じ役目をするのが界面活性剤である。

☆お掃除の方法

・ドアノブの拭き掃除 →家庭用中性洗剤でよく使うところをふく。

・消毒液の創り方→1ℓのぬるま湯に5~10CCの台所用合成洗剤を混ぜる。

・次亜塩素酸ナトリウム→効果はあるが、刺激臭やさびをおこすから、石けんがよい。

☆疑問

① アルコール不使用のティッシュなどは効果があるか?

 汚れをとるという意味では効果があるが、ウィルスの不活性化にはならない。(不活性化にならないというのは、効果がないという意味)

2 他の対策

 ・服は通常の選択でよいか→OK

 ・上着、かばんの消毒→過度に心配する必要はない

         (自分しか使っていない衣服や物を介した感染は考えにくい)

 ・うがい→効果は分からない

 ・加湿→効果は分からない

 ・タオルを家族で共有していいか→OK (家族に疑わしい症状がでたら分ける)

3 疑問編

①マスクがない!どうしたらいい?

  マスクとは、「感染した人がウィルスを拡散するのをふせぐ」のが主な目的で、「感染していない人が予防する効果」は限定的。

  ・布製マスク→咳エチケットと同じ 咳がでるときにハンカチなどで口を押さえる

  ・布製マスクの洗い方 ハンカチと同じ

  ・使い捨てマスク 使い続けることの方が不潔

咳のない人がマスクをすることの弊害

手で目、鼻、口を触ること

根拠

手には角質があるので、ウィルスは皮膚からは入らないが、咳をしていない人がマスクをすることで、マスクを触り、手で顔(目、鼻、口)を触ることから感染することの方が専門家の視点からは気になる。

②外出で避けるべき場所とは?

 ・空気が入れ替わりにくい場所で多くの人が話す場所は避ける

 ・空気の入れ替えができている場所は怖がりすぎなくてよい。

 具体的な事例

 ・飛行機 上から下に空気が流れ、換気されている

 ・新幹線 閉鎖された空間で篭もりやすい。ただ、多くの人が話すとは考えにくい

 ・広い公園や動物園 むしろ行った方がよい。子ども達ものびのびとできる。

③高齢の親が家に閉じこもっている

 ・屋外で感染することは考えにくい

 ・適度な運動・バランスのよい食事・充分な睡眠で抵抗力をつける

④満員電車で手すりやつり革につかまらない方がいい?

 ・手袋をして手すりに触り、その手袋をした手で顔を触ったら同じ事

 ・転んだりすると危険。

  大事なことは、手で顔から上を触らないこと、帰宅したら手を洗うこと。

④疑わしい症状がでたときは?

 ・インフルエンザとの違いは? 見分けるのは難しい

 ・相談の目安  ・風邪の症状(咳や微熱) 4日以上 もしくは、強いだるさ、息苦しさ

 ・市販薬を飲んでも大丈夫?

     ・市販薬→〇(いつ飲んだかを既ロック)

     ・残っている処方薬(抗生物質)→×

 ☆基本的にはインフルエンザの時と同じ対応をする

  ・具合の悪い日とは別室へ

  ・本人の世話をする人はマスク着用

  ・換気をする

  ・食事、食器の共有をさける

  ・洗濯は一緒でOK

  ・入浴は最後

 ☆基礎疾患をもっている人は気をつける

 ・心臓病、糖尿病、高血圧、呼吸器疾患

 ・免疫抑制剤、抗がん剤

 ・透析

まとめ

まとめ

基本的にはインフルエンザ対策と同じ

 予防で大事なことは、手洗いすること

・手で顔を触らない

そして、今年身につけた習慣は、来年も続けていきましょう。

                    以上、「あさイチ」を観ながらのメモ書きより

今回の件で考えたこと

正しく知ることの大切さ

未知なことに対して、怖さや不安を感じるのは人として当然の反応です。

真偽が分からない情報が拡散されることをインフォデミックというそうです。デマに踊らされて不安から、トイレットペーパーの買い占めなどの混乱が起きます。

そんなときこそ、冷静に状況を分析する専門家の方々の意見を参考に、気持ちを落ち着けて、「何が安全で、何が安全ではないか」のライン(境界線)を自分の中にもちます。

例えば、閉じられた空間で人が多く集まる場所は避けよう。一方で、公園や広場のお散歩は大丈夫。ただし、物の共有はやめておこう。喘息の咳がでる時はエチケットとしてマスクはするけど、手で顔の周りをさわらないように意識しようなど、「何が安全で、何が安全ではないか」のラインに従って、行動を決めていきます。わたしのように、基礎疾患があったり、同居のご家族にご老人や病院関係者がいる方は、「何が安全で、何が安全ではないか」のラインは厳しめになり、健康体の方のラインは緩やかになると思います。

この考えに至るプロセス

政府による学校一斉休校のニュースを聞き、最初に思ったことは、「子ども達の卒業式はどうなるんだろう?」、そして、「学校が休校になって、子ども達の居場所はどこに?子ども達は、ご飯をちゃんと食べられるのかなぁ、、もしね、図書館や教室を開放するなら、わたし子ども達のお世話にいきたいよ、もちろん、ベストな感染対策を専門家にご相談しながらね。大事なこと、それは不安の渦に巻き込まれずに、深い深呼吸をして自分にできることは何?と問うこと。こんなときこそ、協力し支え合うこと」

でした。

その後、学校の教員をしている友人や卒業式を控えるお母さん達の悲鳴にも近いつぶやきを聞き

「説明不足・準備不足の唐突ともいえる一斉休校がかえって不安や混乱、怒りを招いている」と感じました。

「不安が怒りになる前に、何ができるだろうか」と問いました。すると、新型コロナウィルスへの学校の対応の中で、つくば市の対応がさまざまな立場の人達をおもんばかっていると知りました。それに気づいたのは、日なたぼっこをしながら対話をした時に、「温かな心があっての知性だなぁ」と感じた方のFBの投稿を読んだ時です。

平野さんの投稿には、「さまざまな立場の人をおもんばかり、公的な教育機関としての責任を放棄せず、各家庭がそれぞれ判断し選択できる余地を残している。かつ、感染を防ぐという社会的要請にも応えようとしている。多くの自治体で参考にできるのではないだろうか。」と書かれていました。

つくば市 新型コロナウィルスへの学校の対応(2020年2月28日付け)

平野さんの投稿を受けて、わたしの理解したことと予想を書き加えFBシェアしました。

「・公的な教育機関としての責任
・感染を防ぐという社会的要請
・各家庭がそれぞれ判断し選択できる余地

画一的な基準を各家庭に強いるよりも、選択できる余地を各家庭に与え、その中での判断を委ねた方が、保護者や子ども達の安心となり、結果として感染を防ぐ効果があるのではないだろうか。」

するとすぐにある自治体の教育長の方の反応がありました。きっと、一斉休校の要請に対してどう対応したら子ども達の命が本当の意味で守れるのかを夜を徹して考えてみえたのだと思います。

新型コロナウィルス対策では、台湾が誇る天才オードリータン氏の活躍が際立っているそうです。AERAの記事を読むと、「意見の対立をIT技術で可視化して、解決につなげることを考えている。」に、わたしはこのブログを書くきっかけとなった元教え子との対話を思い出しました。

彼は、「僕はね、個人の意見が尊重される社会になると思う。今、ここでしゃべっていても社会は何も変わらないけど、その考えをみんなで共有して、現実化するシステムができたらいいと思う。」とわたしに語り、わたしは彼が見えている世界を垣間見て、鳥肌が立つほどの感動を覚えました。(「みんなにあるよ、天才のたね」より)

様々な立場からの様々な意見の対立にITが活かされて、彼の語ったような社会が実現されたら世界はきっと、今よりも安心で安全になると思います。なぜなら彼もまた、誰一人クラスから落ちこぼれたり、とりこぼされたりしないようにと心ある知性を活かす、「温かな知性」の持ち主だったからです。

最後に

この時期に知ってよかった!情報のシェアをします。

小学校用コロナウィルス 「コロナウィルスって何だろう?」

  藤田医科大学感染症科 監修:小学生 図がとても分かりやすいです。

豊田東高等学校PTA会長 卒業式の祝辞

  母親の子ども達へ伝えたい想いが書かれています。

東京おもちゃ美術館館長 多田千尋さんのシェア 「遊びのレシピ集」

  2011年3月11日の震災時、避難所、仮設住宅にいる子ども達を想定し創られています。

探求学舎の授業を無料でオンライン配信 

  これ、、、面白い、、、

今「ある」ものから創る世界~キューバへの旅~

  アマラール農園のお話しには、危機の中で最大限に創造性を発揮し再生するヒントがあります。

Photo by Emmy

  

 

ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生(たかはし あやお) 愛知県在住。元小学校教員。講師。(近い未来)作家。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。

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