天才のたね

ソトカサ~お茶会~

2019年4月14日 「ソトカサ~お茶会~」開催しました。

「ソトカサ~あそびの学校」雨天により中止決定

楽しみにしてみえた方々、本当にごめんなさい。

「ソトカサ~お茶会~」を天気の様子を見ながら急遽開決行

すると、雨が降るかもしれない中、、、

最後は、火を囲んで談笑

急遽開催にもかかわらず、ご参加くださった方々に感謝!です。

本日やったこと

たきぎ拾い

小枝や落ち葉を集めました。

麻糸で火だねづくり

火をつける際に、着火しやすい麻糸をほぐして、

鳥の巣のように丸め、火だねにしました。

火をおこしたら、鉄瓶でお湯をわかしました。

ここで、鉄瓶の置き方や火の集め方などのお話しがあり

「人類って火とともに生きてきたんだな」ということに思いをはせました。

木を拾って、火をおこして、珈琲をいただくまでに1時間20分

最初の1杯の珈琲がとてもとても美味しかったです。

最後は、小枝の先をけずり、マシュマロをさして

大切な火で焼いていただきました。

本日の「ソトカサ~お茶会~」メニュー

・米粉のマフィン

・オーガニック珈琲

・オーガニック薬草茶

・おじいちゃん家のブラックベリージャム

・たき火にかざして焼いたマシュマロ

・ゆっくりとした対話と談笑

・子どもは、元気お兄ちゃんと走り回って遊ぶ

12時頃になると、雨がぱらぱらと降ってきて、解散となりました。

5月18日の「ソトカサ~あそびの学校~」での再会を楽しみに

お別れいたしました。

~・~・~・~・~・~・~

本来は、「ソトカサ~あそびの学校~」第2回目を開催する予定でしたが、

午後からの降水確率92%のため、雨天中止を決定いたしました。

参加者の方々、そしてボランティアスタッフの方々、総勢35名(以上)

とても楽しみにしていただいたのに、

中止になってごめんなさい。

雨天中止の連絡をメールやメッセンジャーで伝え、

お返事のない方々には電話でご連絡し

「楽しみにしていたのに残念です」という言葉を聞く度に

「わたしもとっても残念だ!」という気持ちになりました。

・0~3歳のお子さんは雨に濡れると体調を崩しやすい

ことから、今回は告知でお知らせした通り、雨天中止といたしましたが、

・雨の中、カッパを着て野原で遊ぶ楽しい遊び方もあるはず

ということから、小さなお子さんがいても、雨の中遊ぶことはできるのか?

を「問い」にこの課題を解決して、

雨天でも開催できる「ソトカサ~あそびの学校~」を現在考え中です。

(しかし、今のところ何の妙案もありません。)

さて、昨日中止を決めた際

「そうはいっても僕は、明日の午前中は河畔にいって、

 雨が本降りになるお昼頃までは待機しようと思っています。」

という、共同主催の上條さんの言葉を受けて

「それを待っていました!わたしも行きます!

 今回参加希望だった方々にもその旨を入れたご連絡しましょう」

となり、

「ソトカサ~あそびの学校~」雨天中止

その代わり、お天気の様子をみながら、

急遽「お茶会」決行といたしました。

今朝の時点ではどなたからも参加表明がありませんでした。

「もしかしたら主催3名のお茶会になるのかな~」と思いつつ、

会場である河川に行くと!

朝の9時からお子様連れのお母さんと

朝の10時からお子様連れのご夫婦にご参加いただき

たき火を囲んで、総勢10名のお茶会となりました。

枯れ葉や枝を集めて、火おこしから始めて

お湯が沸くまで、1時間20分。

限られた資源である木や葉っぱを無駄なく使って火を保ち、

お湯を沸かすのかということに昔の人達は随分知恵を使っていて、

その知恵が昔の道具、例えば鉄瓶(てつびん)となっていることに

感動を覚えました。軟水を鉄瓶で沸かし、

体に必要な鉄分を得ると体の調子がいいなんてことを

昔の人は体感覚で気づいていたのでしょうか。

参加者の方からの、

本や漫画で読んで知っているのと、

実際に体験するのとでは何だか違いますね

煙が目に入ってしみるということも、

今日、子どもは五感で感じて分かったと思います。

と言ってみえたのが印象的でした。

知識は体験を通して知恵となります。

共同主催の上條さんは、ご自身の息子さんお二人が

4年生と6年生の時に、

スペイン巡礼の道サンチャゴ・デ・コンポステーラ830㎞を

39日間かけて旅をした方です。

旅の間のいのちの安全を確保する

最小限の荷物を選び抜く判断基準には、

充分な経験と知恵が必要となります。

上條さんは、その知恵をふんだんにもってみえる方です。

(加えてカウンセラーを教えていたカウンセラーさんでもあります)

わたしは、教員人生で「心のねっこ」について学びました。

野外のお茶会やワンデイキャンプはわたしにとって、

心のねっこ基本的自尊感情を

共有体験と感情の共有を通して少しずつ育まれていく場です。

いっしょにたき木を拾って、

いっしょに火を囲んで

マフィンをいただいて

美味しいね、嬉しいねと顔を見合わせます。

このゆったりとした時間に

目には見えない大切な心のねっこ」が

少しずつ少しずつ育まれていくのです。

わたしは、心のねっこ、基本的自尊感情こそが

大人から子どもに送ることのできる

最幸の贈り物だと考えているので、

この「ソトカサ~あそびの学校~」を

「最低10回は開催する!」と決めています。

「ソトカサ~あそびの学校~」で共に過ごすことで、

目の前の子どもにどんな風に関わったり

声をかけたりするのかを実際に見ていただいて

何かのヒントにしていただけたら嬉しいです。

次回の「ソトカサ~あそびの学校~」は、5月18日。

どうか、晴れますように

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12歳の女の子撮影



ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生 愛知県在住。元小学校教員。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。

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