ペンギン先生の実践

自分を責めたくなる時に~ゆるゆらして本当の宝物を見つける~

5月に入り、

ふと、ゆるゆるってなんだか大切!

きゅんっとなってる身体や心がゆるゆるして

ゆらいだら、何かいいな。

ここは、我が家でゆるゆらしてもらおう!

とひらめき、お友だちをお誘いし

自分でもびっくりだけど

手料理でもてなすを試みてみました。

1回目は

顔を優しくタッチするだけで

不思議と首や肩の力が抜けて

身体をゆるめてくれる佳世子さんを、

この1月に自宅で倒れて入院し、

自宅療養していた雅子さんにご紹介しました。

ゆるゆらするといのちの力が蘇るからでしょうか。

雅子さんが帰宅してすぐに投稿されたblogがこちらです。

人生を生き直す。一緒に生きてくれる男

2回目は、

子育てにお仕事に頑張るお母さんが来て下さいました。

子ども達と佳世子さんに癒やされたのか

翌日、夫がゴルフで優勝し、飛騨牛のステーキをもらってきたので、

速やかに、豪華商品は子ども達にお届けしました。

そして、3回目

0歳から1歳の保育を担当しているベテラン保母さんのお友だちから、

「赤ちゃんをマッサージすると

赤ちゃんが本当に落ち着いて穏やかになって

お母さんから愛おしいの気持ちが溢れてくるの。

そのことを体感してもらいたい。」

と想いを聴き、久しぶりだし会いたいとご連絡があったので、

わたしだけではもったいない!と

生後1カ月のお子さんがいる新米ママさんをお誘いしました。

 

「毎日子どもが泣いて寝られないです。泣いたらごめんなさい」

と、この1カ月の慣れない育児に

新米ママさんは、ずい分疲れた様子で我が家に現われました。

何をしたらいいいのか分からなくて困っていること

赤ちゃんと2人きりの時に泣く赤ちゃんを前にして孤独を感じたこと

色んなお話を聴いている内に、肩の力がぬけて、心が少しずつ軽くなってきたようでした。

 

ベテラン保母さんが、赤ちゃんを抱っこしてあやしてマッサージをして、

すると赤ちゃんがスヤスヤと眠る様子を新米ママさんはじっと見ていました。

赤ちゃんが泣いて寝なかった理由も、

赤ちゃん言葉が分かるベテラン保母さんが通訳してくれました。

新米ママさんが帰宅して、しばらくしてから

「娘がすっかりご機嫌で寝ました」

とメールが来たので、ベテラン保母さんにお伝えしました。

すると、その方のほほにスッとナミダが流れ

「感動する、嬉しい」

と、しばらく泣いてみえました。

その方ご自身が育児で悩んでとても辛い時期があったからこそ

いろいろ学んで試みて、今だから自然に出来るようになったことで、

お母さんと赤ちゃんが幸せな時間を過ごせたことが喜びで、

辛かった頃のご自身の癒しにもなっているのかなぁと思いました。

泣き終わった彼女が

「お母さんがホッとして大丈夫って思っていたらたいていは大丈夫」

と言いました。

 

ふと、振り返るとこの4月、5月

「実は‥‥‥」と言ってお話しされる女性の方々のナミダにたくさん出会いました。

 

お話を聴きながら、

ままならない事が起きて自分を責めてしまう時には、

誰かの手を借りて自分への攻撃をやめることも大切だし、

悩んで立ち止まる時って、何だか暗闇で手探りで不安になるけど

その方の人生の本当の宝物を見つける時なのかなって思いました。

 

そんなことをつらつらと思っていた時に、

秋田のお友だちから花言葉と共に、素敵な写真が送られてきました。

「谷空木(タニウツギ)」という名をもつ花言葉は「豊かで美しい」

ナミダを流した女性の姿と重なりました。

Photo by Emmy

 

 

 

 

ABOUT ME
ペンギン先生
ペンギン先生 愛知県在住。元小学校教員。 学級崩壊のクラスを受け持ち、「面倒くさいし」「やりたくないし」「出来ないし」という子ども集団を目の前にして、「何とかしたい」「道を拓きたい」と懸命に試みていたあの頃の私を思い出しながら書いています。 自己肯定感の低い子ども達や家族の心の闇に直面し、「子ども達一人ひとりに、必ず1つは『天才のたね』がある!」「温かな家族のようなクラスにしたい!」という想いを心の灯火に、試行錯誤しながらも課題に1つ1つ取り組み、全国平均76%よりも低かった子ども達の自己肯定感が担任していたクラスでは97%へと向上しました。 このブログを通じて、子供達の可能性を信じる気持ちが波紋のように大人たちに広がることを願っています。

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